eスポーツ地域生きがいづくり推進事業の実施結果について
高齢者の増加に伴い要介護者等が増えている中、健康寿命を延ばすためには社会活動への参加が有効であることから、愛媛県中予地方局では「eスポーツ地域生きがいづくり推進事業」を、管内市町と連携して、令和6・7年度の2か年にわたり実施しました。
また、愛媛県立医療技術大学と連携し、健康意識の変化や機能面の効果を検証したところ、アンケート結果(健康状態や意識、心身状態)及び構成力・反射テスト(音・光)において良好な変化が見られ、特に反射テストについては統計学的にも有意な結果を示していることから、本事業が高齢者の意識面・機能面の維持向上に寄与した可能性が高いという結果が得られたので、お知らせします。
年齢、性別、身体能力を問わず広く楽しめるeスポーツを「通いの場」に取り入れ、高齢者の健康づくり、生きがいづくりに生かしましょう。
1.事業概要
【令和6年度】
(1)実施期間:令和6年7月~令和7年1月、毎月2回各2時間程度
(2)実施場所:松山市(1地区)、伊予市(2地区)、東温市(2地区)
(3)対象者:65歳以上の高齢者
(4)効果検証:初回と最終回に効果測定を実施 ※効果検証者32名(男性9名、女性23名)
【令和7年度】
(1)実施期間:令和7年7月~令和8年1月、毎月2回各2時間程度
(2)実施場所:松山市、伊予市、東温市、久万高原町、松前町、砥部町(各市町1地区)
(3)対象者:65歳以上の高齢者
(4)効果検証:初回と最終回に効果測定を実施 ※効果検証者50名(男性14名、女性36名)
2.効果検証結果
検証結果からは、令和6・7年度とも、事業開始時から終了時にかけて参加者は良好な変化を示しており、本事業が高齢者の意識面・機能面の維持向上に寄与した可能性が高いと考えられる。
(1)アンケート結果
【結果が良好であった主な項目】
・他人と交流できる場所に行くようになった
令和6年度:16%→100%、令和7年度:80%→88%
・eスポーツをきっかけに他人と交流する機会が増えた
令和6年度:75%、令和7年度:70%
・今後も他人と交流できる場所に行きたい
令和6年度:100%、令和7年度:96%
(2)テスト結果
【結果が良好であった主な項目】
・構成力テストの所要時間
令和6年度:1.2秒~3.1秒短縮、令和7年度:0.1秒~4.7秒短縮
・音反射テストの反射時間
令和6年度:37ミリ秒短縮、令和7年度:19ミリ秒短縮
・光反射テストの反射時間
令和6年度:37ミリ秒短縮、令和6年度:26ミリ秒短縮